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カルラのリスト

 投稿者:クー  投稿日:2007年12月 5日(水)12時56分36秒
編集済
  先月、『カルラのリスト』(監督マルセル・シュプバッハ、06年、スイス)を東京写真美術館にて見てきた。現在、アップリンクXにて上映中。

~あらすじ~
旧ユーゴ国際刑事法廷(ICTY)の国連検察官で、厳重なボディーガードに守られたおばちゃんとして知られる「カルラ・デル・ポンテ」が戦争犯罪人を探しだし裁くため関係各国を必死になって奔走するドキュメンタリー。
いくら国連の偉い人と言っても、カルラには警察権がない。あくまでも関係各国が協力して戦争犯罪人を捕まえないと裁判が出来ないのだ。しかし、政治的な問題をはらんだ戦争犯罪人の引渡しには各国の思惑が存在する。犯罪人の居所を知っていても、わざと情報を渡さない国もある。そんな各国に対して、カルラは有りとあらゆる政治的なやりとりを駆使して各国に働きかける。しかし、そんな彼女の活躍においても犯罪人はなかなかつかまらない。タフな仕事振りを発揮するカルラだが、彼女に任期が迫る・・・

国連の高官といえども、孤立せざるを得ない状況に大きなショックを受けた。その原因は多くの国々の非協力な態度や、国際社会の無関心だ。カルラには味方が少ないのだ。消極的な態度は日本も例外ではない。国際社会は、戦争犯罪人を裁く場所を一括して国際刑事裁判所(ICC)を2002年に設立したが、日本は5年も加入が遅れた。なぜなら、中東での戦争を始めるため加入を撤回したアメリカへ、日本が遠慮したからだと言われている。ちなみに今作品の日本での上映は、やっとICCに日本が加入したのを機に決定したそうな。
さて今回、この映画、よくもまあ、こんなにカルラの近くで撮影が許されたものだなあと感心したが、これは想像するに、現場にできるだけ接近してリアルに撮りたいという撮影スタッフ側の映画屋根性と、現場を公開することで世界中に問題を知って共有してもらいたいというカルラ側の政治的な思惑が一致した結果だったのかもしれない。
何はともあれ、私はこの映画をきっかけにユーゴスラビアで起こった戦争についていろいろ知りたくなってきた。ちょうど良い時期に岩波ホールで今月から「サラエボの花」という映画が上映されるらしい。興味深いので観に行ってみようと思うのであった。
 

www.akutv.com

 投稿者:あき  投稿日:2007年 5月11日(金)20時11分36秒
  無料映画サイトを見つけたよ。
時間があったら、見てね

http://www.sakutv.com

 

社会派~ん☆

 投稿者:クー  投稿日:2007年 3月25日(日)01時10分0秒
編集済
  ビデオアクト上映会『死ぬまで働ける?』を飯田橋で見てきた。
4本の短編作品集。

『学校を辞めます~51才の僕の選択~』
小学校教師である「僕」は、学校での英語授業の現状を新聞投稿したところ、それが記事になる。しかし、これが校長の目にとまり問題視され圧力を受ける。その後、問題は解決されるものの「僕」は体調をおかしくしてしまい退職することになる。子供達との最期での授業で「僕」は思わず涙を流す。
★カメラを持ち歩いて自分を取り続けた監督本人のドキュメンタリー。登場人物が「僕」と児童のみというのが面白い(児童の出演許可は親御さんに承諾を得ている)。「僕」を追い込んだ校長や助けてくれた同僚の姿などは一切出さず、「僕」の語りと些細な日常風景だけでそのリアルな雰囲気を描き出していた。今の教育現場は本当に息苦しい状況になっているというのが、「僕」の落ち着いた静かな語り口からヒシヒシと伝わってきた。

『娘の時間/息子の時間/三分間の履歴書』
娘は広告代理店で働くキャリアウーマン。家に帰ってくるのはいつも深夜。娘のことを心配する父親は気が気ではない。ついにビデオ記録を撮り始めることを決意する。しかし娘はそんな父親の心配はよそに働きまくる。
息子は息子でゲームばっかりやっているニート。こちらも心配なのでビデオ記録に収める。しかし息子はそんな父親の心配をよそにゲームに夢中。
最期に父親は、娘と息子の記録ばかりではナンなので、自分の過去の履歴を映像化して紹介する。
★こちらも監督は出演者本人のドキュメンタリー。深夜に帰ってくる娘に対して「こんな仕事は、異常を通り越して異様だぞ」と言っても、娘には話すらまともに聞いてもらえない。息子は息子で勝手気ままに生きていて、就職したりぶらぶらしたりして親父はヤキモキしている。葛藤する父親の切ない姿がいじらしい。

『入れ歯作りの現場から~口の中の偽装問題~』
歯科技工士の収入がなぜ良くないのか。そのシステムの謎に迫ったドキュメンタリー作品。
★技工士の腕は良くても、入れ歯は粗悪品にならざるを得ない日本のどうしようもない医療システム。驚いた。海外で高い評価を受けた技工士が日本では邪魔者扱いされる現状など、開いた口がふさがらなかった。自分の知り合いも技工士だったので(その人も結局辞めてしまった)どんな世界なのか興味があったが、こんなにも劣悪な状況(特にコストの面)だったとは・・。

『労働者は奴隷か!~住友大阪セメント残酷物語~』
セメントの運送会社の運ちゃんが、劣悪な労働条件を改善しようと労働組合に入る。しかし、会社の社長は暴力団風の男を使って運ちゃんを脅し始める。当初、怯えきっていた運ちゃんだったが、その後労働組合と一緒に闘うことを決意。組合も奮闘する。そんななか運ちゃんは過労で倒れる・・・
★こちらも全部ドキュメンタリー。怖いおじさま達がいっぱい出演します。運ちゃんの母親の葬式会場にまで押し入ってくるのは怖かった。組合員が止めようとしてもみ合って怪我をさせられる映像が衝撃的すぎ(^^;
会社のビルの前に労働組合員が結集する映像はすごかった。会社の窓に向って巨大スクリーンを立てて映像を流して抗議する方法なんか斬新だったな(^^;その後、事件は解決をしたらしい。なので一安心。良かった・・。暴力に屈せず闘い続ける人間の底力を感じた作品だった。

どの作品にも共通して言えるのは、労働環境の問題だ。
最近は若い人も非正規雇用とかで、とばっちりを受けて過酷な条件で労働している人も多い。社会的に弱い立場の者が生きづらい社会になっている。何かしら声を上げていかなければいけないような気がする。そんな気持ちにさせられる映画特集だった。

http://www.videoact.jp/

 

そこは円山町の映画館

 投稿者:ミスド  投稿日:2007年 3月18日(日)23時14分58秒
  QーAXシネマで二本見たよイエイイエイ♪なぜならタダだったから‥って、んがぐぐ。いえ、とっても興味があったからです‥‥。

『孔雀~我が家の風景~』

~あらすじ~

1977年、文化大革命が終わり、中国は新しい時代の幕開けを迎えた。だが、地方の小さな町に家族と暮らすフェイウォンには退屈な工場での仕事があるだけで、心を躍らせるようなことは何も無かった。両親は知的障害のある兄ウェイクオを何かにつけて優先し、弟のウェイチャン共々そんな毎日に嫌気が差している。ある日、落下傘部隊のハンサムな兵士が突然舞い降りてきた。一目で恋に落ちたフェイウォンは早速部隊に志願するが…。

最近多い映画の売り文句、「あたたかい」、「美しい」、「夢のような」‥他。世の人々は、そんなにも疲れきっているのだらうか?と不安になるほどの美辞麗句の氾濫。かくいうこの映画も、「厳しい生活の中、皆を支えたのは家族のあたたかさだけだった‥美しき家族の年代記‥」なんて、おおう!お手本のようなキャッチフレーズじゃありませんか!

で、正ー直に書くね?悪い意味で、若いコの自主映画みたいでした。やたらおセンチだけど、実体がない感じ。映像キレイ。画面もポストカードのように美しい。でも‥だから?時代背景も、生活してる人たちの息吹みたいなもんも、まるで描かれてない。断片、断片の、雰囲気だけの映画。
人を描けよなぁー。設定だけで泣かせようとすんなや、せこいぞ。人物だって、映画の中じゃちゃんと生きてんだから血を通わせろよ、記号にすんな。なんでこれが賞を取る?


『墨攻』

~あらすじ~

戦国時代。趙と燕の国境にある粱城は、趙によって攻撃されようとしていた。10万の趙軍に対し、梁城の全住民はわずか4000人。頼みの綱は墨家の救援部隊だったが、間に合いそうもなく、粱王は降伏を決断する。墨家の革離(かくり)がたった1人で駆けつけたのは、その直後だった。兵に関する全権を粱王から与えられ、早速城を守る準備に取りかかる革離。趙軍の指揮官・巷淹中は革離を好敵手と見なし、やがて激しい攻撃を開始する。

ビッグコミックで原作のマンガが連載してた時、リアルタイムで読んでたんですミスド。こちらじゃ革離を演じるのはアンディ・ラウだけど、原作じゃタコ八郎みたいなオッサン‥いいのか?このギャップ。

これが、ふつうに面白かったの。意外!「原作、マンガだしなぁ~」なんて思って、全然期待してなかったのに、嬉しい収穫。
水や火や牛の糞やなんかまであるもん全部使った攻撃&防御作戦が、やたら生々しくてステキ。塀をよじ登って進入してくる敵兵を、「落ちろ!こっち来んな!」とかって、鍬や鋤で払い落としたりね(笑)。ダサくていい。
双方傷つけあっちゃって、戦争って不毛だね‥ってのが、至極まっとうに描けてる映画。積み重なる敵兵の遺体を目にした革離が、迷い始める描写がイイ。アンディ・ラウは、いい目をするねー。
あの、映画オリジナルキャラ(美人の女剣士!)とのプチ・ラブコメ要素は、そこだけミョーに描写くどいし浮いてるから、あたしはいらないと思ったけどねー(でも、みんなああいうの好きなんだよなぁ!)。
 

ぐわー!

 投稿者:ミスド  投稿日:2007年 2月28日(水)02時47分39秒
  『バス174』、渋谷ツタヤにも置いてないんだよ!半年前にリクエストしたものの音沙汰なし‥へこむわあ(T◇T)。工藤さんちの近所のビデオ屋は、ジュージツしてるねー。うらやましひ‥。

と、いうわけで、ミスドが今回ご紹介するのも、地味ながら良質なドキュメンタリーでごわす!残念ながら、先週で上映終了しちゃったんだけどねー。またどっかでやるかしら‥?

『マイシネマトグラファー』

~あらすじ~
『ウディ・ガスリー~わが心のふるさと~』、『バージニアウルフなんて怖くない』で、二度のアカデミー賞に輝く名撮影監督・ハスケル・ウェクスラー。彼の素顔に、フォト・ジャーナリストの息子が迫る!

‥で、そんな父親の偉人伝になるかと思いきや!、ハスケルご本人いわく、「私の仕事振りじゃなく、人間性に迫る作品にならなきゃ意味がない」。さすが言うね!ジイサン。偉大な父の陰で、いつも歯がゆい思いをしていた息子も、このセリフで奮起する。ジャーナリスト魂に火がついた!ってなわけで。

この父親ってのがまた、『カッコーの巣の上で』やら『アメリカングラフィティ』やら『夜の大捜査線』やら、そうそうたる映画の撮影監督をこなしてきた人なんだけど、傲岸不遜で、気まぐれで、めちゃくちゃ元気でキュートなじいさん。80歳過ぎて、いまだ現役。アク、強い、強い。

そんな父さんが左寄りだから、息子は見事に右寄りに‥。、まぁ、わかりやすい、反抗っぷりで。

しかし、親子ともども「カメラマン」ってのが幸いして、撮影を通して、徐々に距離が縮まってゆくのが、画面を見ててわかる。ドキドキする瞬間。

二人とも、撮影って行為を心から愛してるから、カメラが二人が打ち解けあうのを、ほどよく媒介してくれるのだね。レンズ越しに語りかける息子に、父親もまたカメラを向ける。カメラ回したまま、喧嘩になったり‥。「アングルを決めるのに、なんでそんなに時間がかかるんだ!日が暮れるぞ!」とか言って(笑)。かわいいんだ、なんだか。

月並みだけど、あえて言う。「とっても愛のある作品でした」。イエイ!
 

バス~ン

 投稿者:クー  投稿日:2007年 2月24日(土)13時11分28秒
編集済
  DVDにて『バス174』を見た。

~あらすじ~
実際に起きたバスジャック殺人事件とその背景を描き出したドキュメンタリー。
2000年6月12日、ブラジル・リオデジャネイロ市内で乗客11人を人質にしたバスジャック事件が発生。犯人のサンドロは銃を片手にバスに立てこもった。事件は当初行き当たりばったりの強盗事件だったが、ちゃんとした訓練を受けていない警察官たちは事態を収拾できず、モタモタしているうちにバスはマスコミと野次馬に囲まれてしまう。マスコミの報道によって彼は一躍、国民的注目の的になり、事件は劇場型犯罪になっていく。興奮したサンドロは人質を殺すことを宣言。警察は特殊部隊を準備させるもモタモタするばかりで事態はさらに悪化していく一方だった・・・

見るまでには勇気のいる作品だった。なぜなら、事件のあった当時、自分もテレビのニュースで事件の様子を見たものだが、バスの中で人質の女性が犯人によって銃を口にくわえさせられたり、髪を引っ張られたりする映像に恐怖を感じたからだ。そんな恐ろしいものをわざわざ見る必要があるのか・・・と悩んだが、この映画に描かれた事件は実際にあったもの。事件の真相(あるいはその背景)に注目しているドキュメンタリーにはかなりの意味があるはず・・・やっぱり見なきゃいかん!と思いなおし、少々の勇気を出してみてみることにしました(^^;

で、実際見ました。見てよかった!
マスコミ報道では分からなかった犯人の本当の姿、そして彼が犯罪者にならざるを得なかった背景。警察はなぜモタモタしたのか。人質はなぜ殺されたのか。無責任なメディアの加熱取材。ブラジルの抱える闇社会。最下層の人々の悲劇的な生活・・・。それらが監督やスタッフによって地道に追求された結果、どんどんと明らかになっていった。
人質で生き残った人たちは、インタビューにおいて犯人を許してもいいと答えていた(ただし、殺害については批判)。犯人サンドロが凶行に走らざるを得なかったこの事件の背景について理解しているからであろうか。サンドロはバスの中で人質たちに対して「殺しはしない」と言っていたそうで殺害はもともと予定していなかったらしい。そんな彼が、なぜ最終的に一人の人質を殺してしまったのか?・・・・映画を見て確認してください。

犯罪はどこの国でも起こりうるものだ。今回の映画を見ていて「じゃあ日本の犯罪はどうなのだろう」と考えさせられた。日本で起こる犯罪の背景。背景に問題があるとしたらそれは一体何なのだろうね。
 

負けちゃあいかん

 投稿者:クー  投稿日:2007年 2月 3日(土)01時25分34秒
  新宿武蔵野館にてAbduction The Megumi Yokota Story
『めぐみ~引き裂かれた家族の30年~』を見てきた。

普通の家族を襲った政治的悲劇・・・アメリカの映画監督クリス・シェリダンとパティ・キム夫妻が客観的視点から事件と家族の姿を追ったドキュメンタリー作品。
ちなみに武蔵野館での上映は昨日が最終日(終わるの早すぎ)。所沢などの映画館ではまだ上映しておりますぞ。

~あらすじ~
1977年、新潟県に住む横田さん一家は平和な日々を過ごしていた。しかし、そんなある日、学校から帰ってくるはずの長女めぐみさん(13歳)が忽然と姿を消した。残された父、母、幼い兄弟はめぐみさんを必死になって探すがその行方は分からなかった。月日は30年が過ぎていった…。
1997年、めぐみさんの失踪が、実は北朝鮮の工作員による拉致によるものだったということが発覚。横田さん一家はめぐみさんを取り戻すために、他の拉致被害者家族とともに立ち上がった。しかし、世間の反応は冷たく、肝心の政府や政治家はなかなか動こうとはしなかった……。

横山さん夫婦が、街頭で拉致問題を訴えるビラを配っている最中、通行人のおばさんが邪魔だといわんばかりにビラを払いのけるシーンが印象的だった。また、拉致被害者家族の方たちが、拉致事件に対して無理解な対応ばかりする自民党、社民党、共産党を批判するシーンなどを見ていて、拉致問題が大きく報道されて社会にクローズアップされるまで、拉致被害者家族の方々がものすごく冷遇されてきたことにショックを受けた。これは、犯罪被害者が最近まで何の補償も受けずに放置されてきた状況に似ている。
作品中に使われているめぐみさんの写真は家族で撮った記念写真が多く、ご両親からの愛されようが伝わってきた。プライベートな写真が多く使われているということは監督夫妻が横田夫妻としっかりとコミュニケーションをとり、信頼を得たからこそ出来たことなのだろう。
音楽は日本をイメージさせるものが多く利用されていた。和太鼓の音とか。日本人には聞きなれた音ではあるが外国人の映画観客にとってはインパクトが強く臨場感のあるものだったのではないか?(たぶん)
拉致被害者家族たちの孤独な立場や状況、また、不安と希望に揺れ動く家族の心を見事に描き出していた。普通に暮らしていた人々が政治や国家によって翻弄されてしまう怖さを感じた。しかし一方で、それらに負けることなく叫び続ける人間個人の強さも感じられた作品だった。
 

がんばるミスド

 投稿者:ミスド  投稿日:2007年 1月22日(月)01時03分41秒
  三茶シネマで二本立て。ミスド、「たまにはねー」つって、苦手な邦画の恋愛モノをがんばって観た!

『涙そうそう』

~あらすじ~
いつか自分の店を出したいと夢を抱いて那覇の市場や居酒屋で朝から晩まで元気いっぱい働く洋太郎(妻夫木聡)。そんな彼にとって自分の夢より何よりも優先すべきは大切な妹・カオル(長澤まさみ)の幸せ。まだ幼い頃、どんなことがあっても妹を守ると母と交わした約束を忘れることはなかった。その妹が高校進学を機にオバァと暮らす島を離れ、洋太郎と一緒に暮らすことになる。久々に再会したカオルの美しく成長した姿に洋太郎は動揺を隠せない。

妻夫木くんと、長澤まさみの、イマイチあか抜けない、お人よしっぽい雰囲気がソックリで、ホントに兄弟じゃないの~?って感じだったよ。ナイスキャスティング★。で、沖縄のおばあっちゅーと、平良とみさんなんだね‥。沖縄中に孫がいるんか、この人は。

沖縄の光って独特だね。やはり南国。キラキラしてて日本じゃないみたい。
前半は、景色がキレー!っていうのと、たまにはこういうサワヤカなのもいいなぁ‥って感じで案外見れてたけど、カオルが島を出てからの後半は、あまりにベタベタ過ぎて、さすがに見るのが苦痛になってきた‥。「にいにーっっ!!」ってカオルのかん高い絶叫が、病院の廊下にコダマして‥‥、何十年前のメロドラマっすか?コレ‥‥。

『シュガー&スパイス~風味絶佳~』

~あらすじ~
東京・福生市。高校を卒業した志郎(柳楽優弥)は“とりあえず”ガソリンスタンドで働く日々。自分を「グランマ」と呼ばせるアメリカかぶれの祖母(夏木マリ)は、“必需品”を連れてよくスタンドを訪れている。そんなある日、ガソリンスタンドに新たなバイトとして乃里子(沢尻エリカ)が入ってきた。彼女と一緒に過ごす時間が増えるにつれ、志郎は乃里子に、これまで味わったことのない感情を抱くようになる。一方乃里子も志郎の優しさに魅かれるようになり…。

沢尻エリカ!!パパ、パッチギの時は、孤高の美少女だったのに、見事に崩れたねえ!!ビックリした、あまりに普通に擦れたコギャルって感じで‥。それとも、アレはやっぱ、井筒マジックだったのか(井筒監督は、女の子撮るのが抜群にうまいと思う!)。

そんなエリカちゃんと並ぶと、柳楽優弥はいかにも子供‥、といったふうで、「こりゃいいように遊ばれて捨てられるな」と思ってたらホントにそうなり、「あっ、やっぱり。カワイソウ‥」って感じだった。憧れから始まる恋は、えてしてそんなものだよね。

ストーリーにはまったく興味持てなかったけど、昔、横田基地の近くに住んでたので、ちょっと懐かしかったよ。米軍ハウスって、打ちっぱなしの壁が倉庫みたいで、そっけなくていいよね。いつか棲んでみたいです。
 

( ^▽^)<パプリカ~ン

 投稿者:クー  投稿日:2007年 1月22日(月)00時58分45秒
編集済
  映画『パプリカ』をパプリカ似(主に髪型)のミスド嬢と見てきました。
あらすじはミス土壌の感想欄をご覧あれ。

いやあ~、パプリカ、可愛かったッス(//▽//)
アニメだからこそ出来る壮大な映像世界を存分に味わいましたよ。現実ではクールで知的な女性が、夢の中では明るくて自由奔放な少女になって活躍するという発想が面白かった。別人格をうまく切り替えて表現できる声優の林原めぐみは演技力があるねえ!!
音楽もインパクトがあった。まだ耳に残ってるし(^^;

物語。悪い奴が、新しい秩序を生み出すために悪いことをしていくという設定にもう少し深みが合ったら良かったかな。でも、ひょっとすると人間というものは、夢や人格を操るマシーン(あるいは権力)を手に入れた場合、安易に野望を持ってしまうものなのかもしれない。「秩序」が権力者によって組み替えられてしまう恐怖を感じさせられた。ポル・ポト派を連想したね。

「パプリカ」。俺の勝手な見方から想像するに、彼女は男性にとって理想的女性像なのではないか。悪夢に迷える子羊たち(男たち)をキュートな笑顔と大胆な行動によって癒してくれるパプリカ…それは「理想の恋人」というよりもむしろ「理想の母親」に近いかもしれない。このあたり、今回の作品ではある意味開き直って堂々と描いていたように俺は感じ取ったんだけど、作品を見た女性のお客さんはどうでしょう?(^^;
パプリカの明るいキャラクターは、物語の暗さをぶっとばすレモンスカッシュのような効果があった。コスプレしまくっていたのは面白い発想だった(笑)
まあ、何はともあれ、パプリカ、可愛いかったッス(//▽//)
 

パプリカ(暖色ピーマン)!

 投稿者:ミスド  投稿日:2007年 1月18日(木)13時39分5秒
  サービスデーの水曜日、クーさんとテアトル新宿にて、マッドハウスの新作アニメ『パプリカ』を観てきました。急な呼び出しだったのに、雨の中駆けつけてくれてサンキュー☆クーさん!

~あらすじ~
精神医療研究所に勤務しているサイコ・セラピストの千葉敦子は、所長からの依頼で極秘の治療を行っていた。それは機器を使ってクライアントの夢の中に入り込んで行うもので、彼女はその時、“パプリカ”として、全く別の人格を持つ。夢の中でクライアントは、彼女と行動することにより、問題の解決法を見出していく。ある日、同僚が開発した最新にして危険も孕むサイコ・セラピー機器が盗まれ、敦子らの目の前で所長に異変が起きる。

ごめん、あたし頭悪いから、最初、なかなかストーリーについてゆけなかったよ‥。あっ、コイツが悪いヤツなのね、と理解した後も、夢を侵食する「テロ」って、なんか悠長な感じがするし‥。目的は、世界征服?なんだか後半、怪獣モノみたいになってるし、ようわからんかったです。

でも、さすが映像は、豪華絢爛で「すごいなぁ」と思ったよ。日本のアニメって、やっぱ技術がすごいよね。テクノミュージックも、あの過剰な映像にピッタリマッチ。あたしは、もっとアナログーな絵のが好きだけど(笑)。マッドハウスファンが客席に多くいたようで、過去の作品の引用に、一部、笑い声が上がってました(クーさんは「なんで笑ってるのかわかんなかった」って言ってた。内輪ウケだからね~)。
 

以上は、新着順1番目から10番目までの記事です。 1  2  |  《前のページ |  次のページ》 
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