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ミドロ池の池干し

 投稿者:うお座  投稿日:2016年 9月 2日(金)23時46分10秒
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   海人様、率直なご質問・ご意見を頂きありがとうございます。
 まず、水産高校ご出身ということで、特定外来魚による在来の生態系への影響(本県平野部に見られる多くのため池といった狭い閉鎖水域では在来小魚が捕食・駆逐された状況にあること)についてご承知で、当会の駆除活動については一定のご理解を頂いていることにお礼申し上げます。

 まず、質問に対する回答・現状説明から始めます。
① 外来魚の捕獲後の取り扱いですが、特に大型魚は、誠に恐縮ですが、悪臭の問題を避けるため焼却場搬入又は現地埋設をしております。(生きたまま堤防の外に持ち出すことは違法行為とされています)
② 子ども達のへの環境教育ですが、地元子ども会などの参加がある場合は、駆除の必要性を含めた学習の場を現地で持っています。今回も地元主催でしたので当初、実施を考えておりましたが、結局地元の子どもの参加は1名ということでやめました。(個別説明を実施)
 なお、駆除に参加した青・成年のほとんどは本活動の常連ですので、あえてしておりません。
③ 捕獲外来魚の計測ですが、その主目的は学術研究に対する貢献でしょう。貢献することにやぶさかではないのですが、仮にそれを行ってもそれが後の駆除・防除活動に具体的に役立つものでないことに加え、充分なスタッフがいないことから行っておりません。ただ、毎回、市並びに県試験研究機関関係者に取組の連絡をしており、その参加がある場合は行って頂いています。

 次に、「駆除に対する自覚を、意味のある駆除を、」という趣旨の殺生に関するご意見に対しては、ひと言「ごもっとも」と思います。
 まず、参加者の表情についてご意見いただきました。どの写真をご覧になってのことなのかわからないのですが、池干し駆除は深い泥の中(通常腰まで埋まる状況です)に入り、重い大型魚の捕獲・運搬を数時間にわたり行う大変な労力を要する作業です。岸にいる者と泥の中にいる者同士が互いに大声を掛け合い、連絡を取り合いながらやっており、作業の終了後には当然のことながら無事終えたという安堵感もあります。そのため、参加者は折々に様々な表情を見せます。
 誠に恐縮ながら、海人様が求められるような厳粛な?雰囲気の中で行うという状況にはございません。

 次に駆除についてですが、それはあくまで手段として行っており、目的は在来の水辺の生態系の回復です。水位回復後は在来魚を放流(参加が得られれば地元の子ども達とともにです。ミドロ池も昔いたという希少在来魚がみられるようにしたいと考えています)し、昔からの生態系を取り戻すこととしており、そこに駆除の意義があるものと考えています。(一方、ごく一部の方々によるものと思いますが、違法放流が行われ、駆除と在来魚の放流が無駄に終わり、要再駆除となっている池が少なからずあります。ミドロ池では何とかそれを防ぎたいと地元と相談しています。)

特に、活動に関係してご理解いただきたい点として、次の3点があります。
① 池干し駆除活動は、通常、地元からの依頼、協力があってはじめてできるものであること、(通常、主催は地元です)
② 池干し駆除は身動きがとりにくい深い泥の中で行う大変な労力がかかる作業であり、好んでやるようなものでないこと、
③ 池干し駆除参加者も海人様と同様に、常識的な考えを持つ一般市民であるということ、

 つまり、地元との関係があって動くものの、「ボランティアで好んで大変な疲れ作業や殺生したいと思う人はだれ一人いない」という常識的な視点を外さないようお願いします。駆除参加者も同様なのです。
参加している者は、より少し在来の生態系を大切に思い、かつほんの少しだけ現状改善に前向きな者であるだけです。
 ため池での駆除活動は、時間の制約の中一気呵成にしないことには駆除が進められない面がある一方で、その場を含め日常生活の中でも駆除に伴う心の痛みに覆いをかぶしている面があります。
故に、当会は、関係する会や人たちとともに心ならずも駆除した外来魚の供養のための法要を寺にお願いし行っておりますことを申し添えます。 (拝)

 海人様は外来魚釣りをされる方であり当方の駆除活動へのご不満は解消されないと思います。私どもの池干し駆除が新聞報道から特異に映ることもあろうかと思いますが、行政でない一市民の集まりに過ぎない私たちがそれを唯一できるうることと考え、泥の中で格闘しながら取り組んでおります。
 本信がくどくなってしまいましたがご容赦ください。

 
 
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