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Western Union

 投稿者:石川勝之助メール  投稿日:2020年11月21日(土)12時11分57秒
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  始めに一言ご挨拶。新型コロナが依然として跋扈していますが、どうして突然、全国一斉に感染者が増加
しているのでしょうか。この現象は見えない糸で外国とも繋がっているのでしょうか。実に不思議なこと
です。これからも長く波を打ちながら世界中を駆け回るのかナ。しかし東京五輪に深く関わる偉い方々は
実施の方向とのことで、東京をウイールスの取引交換所にでもするつもりなのか不安です。それこそ首相
が得意とするお「控え」になさったらよいと思うのですが如何でしょうか。

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昨日NHKのBSPで映画“Western Union”(邦訳題名:西部魂)のTV放映があった。この映画は1941年
つまり太平洋戦争勃発の時期に製作されたもので、時代背景は1860年代半ば、アメリカの版図はすでに
太平洋沿岸に到達したが、南北戦争の最中という混乱期であった。Western Union「ウエスタン・ユニ
オン」は政府お墨付きの国策会社の電信株式会社。鉄道と共に西部開拓(原住民族から見たら土地の略奪)
の先鋭隊であった。

東西・南北の対立に電信の普及を重ねる設定で、インディアンに化けた南部人が登場する。ウエスタン・
ユニオンというこの電信会社が西部一帯に電信柱を新設して、アメリカに電報の文明をもたらすためのプ
ロジェクトを遂行しようとするが、利権がらみで例によって各方面から邪魔が入る。

プロジェクトの作業員は「ガタイの良い」おっさんばかりであるが、ハーバード大卒の金持ちボンボンが
社会勉強の一環でプロジェクトに参加する。彼が色々足を引っ張るのだろうなと思っていたが、全然そん
なことなく、むしろ頭も良いし、度胸もある。そして荒馬も乗れるし、鉄砲も上手でカッコいい。

電信網プロジェクトを邪魔する敵としてアメリカ南部の白人数人が登場する。北部の会社であるウエスタ
ン・ユニオンが順調にプロジェクトを進めるのが、とにかく許せない。「こいつら」が卑怯なのは、妨害
を「先住民」の仕業にしてしまうところ。同じアメリカ人が大事業の妨害するわけはないだろうと言いつ
つ、自分達が先住民に変装して牛を盗んだりする。

アメリカの歴史上でアメリカにおける先住民への迫害がいかに残虐なものであったかはよく知られている。
この映画でもやっぱり先住民は悪く描かれており、残忍な振る舞いが強調されている。なお黒人は通しで
一人しか登場しない。

現代だと電柱を建てるとか電気工事をするとなると安全帯とか感電注意とか注意に注意を払って作業して
いるはずだが、この当時は荒くれもの達が大らかに作業に取り組んでおり、それはそれで観ていて愛嬌が
あり、微笑ましい。

<後日談>
筆者在米中の約50年ほど前には「ウエスタン・ユニオン」は米国内で電報事業をほゞ独占的に営んでいた
名門会社であったが、現在ではモバイル革命に押され本業の電報からは撤退し、わずかに送金と両替で糊
口を凌いでいる。古き良き時代を知るものにとっては何とも寂しい時代の変遷である。

 
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